スウォーズマン 女神伝説の章
明の時代、秀吉への屈服を認めぬ武士たちが日本から中国南部へと逃れ、“日月教“を宗派と仰ぐその地の反乱軍、苗族と行動をともにしていた。陰謀の渦巻く世の中に嫌気が差していた剣士リンは、妹弟子のツァイツァイと放浪の身の上だ。旅の途中、リンは名前も知らぬ美女と出会い、たちまち心を奪われた。その一方、リンの兄弟弟子たちの間では、教主ヤンの失踪、苗族の内紛などで人心が揺れていた。リンたちの敵は、新しく教主に納まった東方不敗。しかし彼こそ、リンが出会った謎の美女の正体だった。